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カジノ 入金 不要 ボーナス 2021 ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモのNEC製iモードケータイ「FOMA N900iG」です。
N900iGは、海外で広く使われている第2世代携帯電話規格「GSM(GPRS)」に初めて対応したFOMA端末です。国際ローミングサービス「WORLD WING」を別途申し込むことで(※)、海外で音声通話をしたり、iモードやEメールを利用したりできました。3G(W-CDMA)の海外ローミングに対応した地域(発売当初は香港とイギリスで対応)では、テレビ電話もできました。
※当時のWORLD WINGは申し込み制でした。現在は、新規契約時に標準でWORLD WINGが付帯します(WORLD WINGを使いたくない場合に別途申し込みが必要です)
N900iGが出てくるまで、FOMA契約者が海外で携帯電話を使いたい時は専用の端末(Motorola製の「V66」)を借りて、それに普段使っているFOMAカード(SIMカード)入れる必要がありました。その点、N900iGではFOMAカードを抜き挿しせずにそのまま海外でも使えるので、海外出張や海外旅行が多い人にとっての利便性はかなり向上しました。
2008年までは、WORLD WINGのレンタル端末としても使われました。出張や旅行の際に借りた、という人も少なくないと思います。
アウトカメラには、松下電器産業(現・パナソニック)が開発した「vMaicovicon(ニューマイコビコン)」センサーを世界で初めて採用しました。このセンサーは「CMOSセンサー並みの消費電力でCCD並みの高感度と高画質を実現している」ことが特徴で、2006年までのNECやパナソニックのケータイに広く採用されました。